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遠賀川生物図鑑・在来種

アサザ

ミツガシワ科

北海道を除いた各地の池や沼に生える、多年草の浮葉植物です。川底の泥中を地下茎が横にはい、長い茎が水面に浮かびます。6月から9月頃に、対生する葉のわきから数本の花茎を出し、黄色の花を開きます。

イヌゴマ

シソ科

湿地や河川の土手等の肥沃な砂泥地に生育する多年草で、細い地下茎を引いて群生します。 草刈りなどによる緩やかな状況の変化には耐えますが、大型植物による圧力といった生育環境の変化には弱い、やや軟弱な植物です。

ウマスゲ

カヤツリグサ科

河川の氾濫原や湿地に生育します。 花期は4~6月で、本州(関東以西)や四国、九州に分布しています。

ヨロイグサ

セリ科

草丈が2m以上にもなる大型の高茎草本で、開花結実した株は1年で枯れます。種分布の主体は冷温帯にあり、山地の草地や崩壊跡地などに生育します。九州北部では筑後川や遠賀川等平野部の河川に多く分布し、河川に依存した特殊な生育環境を選択する植物として注目されます。

カネヒラ

平野部の細流やかんがい用水路など、流れがやや緩やかな場所や池沼に生息します。産卵の盛期は秋で、イシガイなどの二枚貝に産卵します。

ギギ

昼間は石の下やヨシ場に潜み、主に夜間に活動摂取します。雑食性で、主に底生動物や小魚を食べています。 産卵期は5月から8月で、石の下やその隙間に産卵します。
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